苦しさと痛みに配慮した
楽に受けられる大腸カメラ検査
こだわりの内視鏡技術と各人に適した鎮静剤の使用により、眠っている間に楽に大腸カメラが受けられます
眠ってできる
大腸カメラ
その場で切除
日帰り手術
安心の
土日診療
内視鏡検査にお悩みの方、
まずは一度、当クリニックにご相談ください!
たまプラーザ南口
胃腸内科クリニック
045-914-7666
営業時間 9:00〜19:00
(土日16:00まで)
大腸内視鏡(大腸カメラ)検査とはスコープを肛門から挿入して小腸末端から直腸まで直接大腸の粘膜を観察することができます。スコープで直接観察することにより、大腸がんや大腸ポリープ、炎症やびらん、潰瘍、出血などを診断することができます。観察中に発見された大腸ポリープはその場で切除することが可能であり、切除することが大腸がんの予防にもなります。定期的な大腸内視鏡検査を行っていると、大腸がんの前の段階の良性の大腸ポリープが偶然見つかることがあり、その大腸ポリープを切除することが「大腸がん予防」となります。
大腸の日常の些細なお腹の症状や血便・下血などを「まあ、いつもの症状だな」とお気楽に考え、放置していると、その些細な症状には重大な大腸の病気が隠れていることがあります。さらには、大腸がんは基本的に初期の段階では「症状が全く出ない」ので定期敵に大腸内視鏡検査を受けて頂くことで、大腸がんの早期発見や予防にもつながります。
当院では様々な工夫や配慮を行うことにより、従来の「痛い・苦しい・恥ずかしい」というイメージの大腸内視鏡検査とは異なる「楽で眠ったまま、苦しさと痛みに配慮した」大腸内視鏡検査をご提供しております。
進行大腸がん
大腸のほぼ全周を占める進行大腸がんですが、軽いお腹の張りと時々便に血が混じるという程度の症状しかありませんでした。血便がきっかけとなり発見された進行大腸がんです。
早期大腸がん
便潜血陽性でたまたま発見された早期大腸がんです。検査と同時に内視鏡で切除を行い、完治となりました。
早期大腸がん
大腸の一番奥の盲腸で発見された早期大腸がんです。症状は時々便秘するというだけでしたが、大腸内視鏡で確認したところ、症状とは全く関係なく偶然早期大腸がんが見つかり、その場で内視鏡で切除して一命を取り留めました。定期的な大腸内視鏡検査が重要なことが分かります。
大腸の粘膜や腸内をきちんと直接スコープで観察することができるため、腸内環境を把握することができたり、症状の原因を診断することが可能となり、その後の生活改善の指標となる
症状の出ない早期の大腸がんや大腸ポリープを早期に発見することができ、大腸がんの予防・早期大腸がんの内視鏡治療が可能となる
大腸内視鏡検査での下剤を服用することにより、腸内の宿便が全て出てしまうので、腸内環境がリセットされ、便秘や下痢、腹痛の症状が改善されることが期待される
大腸内視鏡検査は直腸から小腸の末端までを直接スコープで観察することで様々な疾患を正確に診断することができます。お腹の症状は様々な分野の疾患が複雑に絡み合っていますが、大腸内視鏡を行うことで、病気をかなり絞り込めることが可能となります。
大腸カメラ検査で分かる疾患
○大腸がん ○大腸ポリープ ○回腸末端炎
○回腸末端がん ○直腸カルチノイド
○大腸脂肪腫 ○大腸粘膜下腫瘍
○大腸悪性リンパ腫 ○虚血性腸炎
○潰瘍性大腸炎 ○クローン病
○大腸憩室症 ○過敏性腸症候群
○内痔核・外痔核
内視鏡検査にお悩みの方、
まずは一度、当クリニックにご相談ください!
たまプラーザ南口
胃腸内科クリニック
045-914-7666
営業時間 9:00〜19:00
(土日16:00まで)
最適な量の鎮静剤を用いて眠ったままで検査を受けられ、苦しさと痛みに配慮した検査が可能
平日時間が取れない方のために土曜・日曜日にも大腸内視鏡検査やポリープ切除手術に対応
東急田園都市線「たまプラーザ駅」徒歩2分、横浜市内・都内・羽田空港からアクセスしやすい立地
大腸ポリープや早期大腸がんは検査当日に切除でき、日帰り手術で大腸がん予防
検査前に飲む洗腸剤の量は患者さんの排便状況などにより「できるだけ少ない量」で済むように工夫
胃カメラと大腸カメラの両方を1日で同時に眠ったまま検査することが可能
大腸内視鏡検査後のお腹の張りをなくすため「炭酸ガス送気システム」を導入
内視鏡洗浄・消毒・洗浄履歴管理をフルデジタルにて厳格に実施
ハイビジョン&拡大内視鏡、NBI(狭帯域光観察)により高精度で的確な診断が可能
高精度な内視鏡診断を可能にするハイビジョンモニターの導入
世界中・日本全国から来院される方が多く、医療関係者の受診者も多い
内視鏡検査後には専用のハイビジョン画像ファイリングシステムで詳細な内視鏡画像を説明
当院では内視鏡検査がなるべく精神的にも肉体的にも負担にならないように様々な工夫をしております。当院の胃・大腸内視鏡検査の流れを院長自らが実際に体験し、前日の夕食からの経過や洗腸剤服用時の様子を動画で撮影しておりますので、まだ内視鏡検査を受けたことがない方で検査を受けようかどうか迷っている方や、検診などの内視鏡検査で過去に辛い思いをされ2度と検査を受けたくないと思っている方などは、是非一度当院の「院長自ら体験した胃・大腸内視鏡検査の体験動画」をご覧になられることをお勧め致します。前日の準備の様子や内視鏡検査中の様子を詳細に見ることができます。
【STEP 01】
検査のご予約
検査前に、下剤のお渡し・事前採血のため一度受診をお願いしています。普段内服しているお薬などをお伺いいたします。特に血液をサラサラにするお薬や糖尿病のお薬を服用されている・インスリン注射を行っている方は受診時に申告をお願いします。鎮静剤を使用しますので、お車での来院はできませんので、ご注意ください。
【STEP 02】
検査当日受付をします
来院されましたら、受付で保険証と診察券をご提示・提出して頂き、各種手続きをお願いいたします。事前にお渡しした同意書などの書類の提出や事前問診の確認などをお願いしております。待合室には「知って得する医療情報」を放映するテレビモニター、各種雑誌、「内視鏡医の知識シリーズラック」などを設置しておりますので、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)までしばらくお待ちください。なるべく待ち時間がないように配慮しております。
【STEP 03】
更衣室でお着替えをします
大腸内視鏡検査を受けられる方は検査着へのお着替えが必要ですので、スタッフが更衣室へご案内いたします。リラックスしてお待ちください。更衣室にはロッカーを準備していますので、脱衣したものはロッカーへ入れてカギをかけます。脱衣後は大腸検査専用のハーフパンツを履き、その上から男女別々の検査着(男性青色、女性ピンク色)を着て頂きます。
【STEP 04】
テレビ完備の専用個室の中待合でお待ち頂けます
検査着へのお着替えがお済みになりましたら、テレビ完備の専用個室の中待合にご案内いたします。大腸内視鏡検査(大腸カメラ)前には、ロールカーテンでプライバシーに配慮した個室仕様のリラックスソファーをご用意しております。リラックスソファーに座りながら専用テレビと雑誌などで検査前の緊張を少しでも和らげて頂ければと思います(テレビは周囲の方への音量の配慮から、ヘッドホンのご使用をお願いしております)。
【STEP 05】
内視鏡センター内の2つの専用内視鏡室で検査を開始いたします
大腸内視鏡検査が始まります。内視鏡室の専任スタッフが検査のお手伝いをしますので、初めての方でもご安心ください。仰向け(上向き)にベットに寝ていただき、血圧を測定して、酸素濃度を測定する機器を指にはめていきます。検査直前に軽い鎮静剤の注射を行い、左向きに横になり軽く両膝を曲げ、検査の体勢を作っていきます。検査着の調整などは全て内視鏡室スタッフが行いますので、ご安心ください。少しずつ鎮静剤の効果でウトウトしてきます。大腸内視鏡検査の時間は15~20分程度ですが、内視鏡で大腸ポリープ切除を行う場合は、ポリープの大きさや個数によって時間が多少かかることもあります。内視鏡スタッフが検査終了の声をおかけします。辛く感じることなく、気が付いたらいつの間にか検査は終了していることが多いでしょう。
【STEP 06】
個室仕様の専用リカバリールームでお休みになって頂きます
検査が終わると内視鏡検査ベッドに横になったまま、内視鏡スタッフが個室仕様のリカバリールームにお連れいたします。歩いての移動がないため、安心安全に移動可能となっております。そのままゆっくりお休みください。
1時間程度お休みになると、スッキリと目が覚めてきます。
お目覚めの頃にお飲み物とお茶菓子をお持ちしますので、お楽しみください。お飲み物とお茶菓子は、数種類から選ぶことができます。
内視鏡ストレッチャーはリクライニング機能が付いており、ソファーに早変わりいたします。軽食、お茶が終わりましたら、更衣室でお着替えをします。このあと担当医が検査結果のご説明をしますので、待合室にてしばらくお待ちください。
【STEP 07】
検査後のご説明をします
本日の大腸内視鏡検査結果を、担当医がお話しいたします。
「今回の大腸内視鏡検査の結果」と「次回の大腸内視鏡検査をいつ受けたらよいのか」、「生活習慣をどのように気をつけたら良いのか」などといったお話しをいたします。
大腸ポリープを切除した場合と組織検査を行った場合には、顕微鏡検査に提出します。検査結果が出る頃に、もう一度組織検査結果を聞きにいらしてください。
【STEP 08】
お帰り・お会計をします
受付にて、必要な次回の予約をお取りします。また検査後の注意事項を改めて確認し、お話しいたします。
お会計は現金のほか、各種クレジットカード・PASMO・Suicaなどでお支払いできます。
当院では大腸内視鏡検査・大腸ポリープ切除術(日帰りでの手術)を、保険診療にて行うことができます。
・使用する薬剤の種類や点滴の有無、血液検査の有無などによって、
お値段が前後することがあります。
・また別日に行う、内視鏡検査前の事前診察代や血液検査代、検査後の病理組織検査の
結果説明の診察代などは含まれておりませんので、ご了承ください。
・保険診療となりますので、必ず保険証をお持ちください。
[診療科目] 内視鏡内科・胃腸内科
現在、当クリニックは予約が大変取りづらい状況になっており、皆様方に大変ご迷惑をお掛けしております。そのため当面は胃・大腸内視鏡検査・手術中心の診療とさせて頂いております。
ご迷惑をお掛けしますが、ご了承の程宜しくお願い致します。
[診療時間] 時間割表
診察及び内視鏡検査、完全予約制
※ご予約を無断キャンセルされますと、他の患者様にご迷惑がかかるため
変更・キャンセルの際は必ずお電話・FAX・メールにてご連絡を下さいますようお願い致します。
[住所]〒225-0003
神奈川県横浜市青葉区新石川3-14-12
[アクセス]
[駐車場について]
専用駐車場はございません。近隣のコインパーキングまたは、たまプラーザテラスの駐車場をご利用下さい。当院で一律200円負担致します。 「たまプラーザ南口クリニック」の駐車場が近隣にございますが、当院とは別のクリニックの駐車場です。ご使用になりませんようご注意下さい。
[駐輪場について]
専用駐輪場はございません。
近隣の駐輪場(9時以降・2~3時間無料)をご利用下さいますようお願い致します。
当クリニック来院時の問診・検温・手指のアルコール消毒
受付待合室および中待合室の消毒、
座席距離の確保、雑誌・書籍などの撤去
診察後および検査後の消毒
クリニック内の定期的な換気
検温、症状確認にてスタッフの感染の
有無確認
スタッフのサージカルマスクの着用
スタッフへの高濃度ビタミンC点滴療法
およびビタミン剤内服
患者様の免疫力維持の推奨
スタッフの定期的なコロナウィルス
抗体測定で感染の有無確認
大腸内視鏡検査はつらそうな検査だというイメージがありますが、実際はいかがですか?
当クリニックでは医療機関である“国立がんセンター中央病院”などで習得した「苦しくない無痛内視鏡検査」を行っており、さらに、それぞれの人に合わせて調合した軽い鎮静剤を使用することにより、苦痛を全く感じることなく内視鏡検査を受けて頂くことが可能となります。全く苦痛なく、安心して大腸内視鏡検査をお受けいただくことができます。
大腸カメラを受ける事になりましたが、前日の食事で注意することはありますか?
前日の夕食は午後8時までに済ませて下さい。検査前日の朝・昼・夕食ともに消化の良い物(白米・うどん・パン・お粥・白身魚・鶏肉・豆腐など)を食べるようにして下さい。
玄米・そば・ラーメン・こんにゃく・海藻類・キノコ類・野菜・果物など消化に時間がかかるものは避けて下さい。
水分摂取の制限はなく、むしろ脱水を予防するため、できるだけたくさんの水分(水・むぎ茶・ポカリスエットなどのあまり色の付いていない飲み物)を取るように心がけて下さい。
基本的には通常量を召し上がっていただいて問題ありませんが、腸の中に消化されない食べ物の残渣があると検査に差し支えますので「食べてはいけないもの」に注意して下さい。
☆「食べてはいけないもの」
・そば、ラーメンなどの麺類
・玄米(胚芽米、発芽玄米、雑穀米など)
・ごま、ピーナッツ
・野菜、果物、豆類、こんにゃくなど
・海藻類(海苔、ワカメ、昆布、ヒジキなど)
・キノコ類(椎茸、エノキタケ、マイタケなど)
・漬け物、ネギ、薬味、ふりかけ、牛乳、ヨーグルトなど
・ジャム、ママレード、バター、マーガリン、チーズなど
☆「食べて良いもの」
・麺類の場合
うどん、そうめん(そばは×、ネギ・薬味も×)
・パン食の場合
パン(雑穀・ライ麦・ドライフルーツなどが入ってい
ないもの)
蜂蜜(ジャム・バター・マーガリン・ママレードは×)
卵、豆乳(牛乳・チーズ・ヨーグルトは×)
ハム、ベーコン、ウインナー
スープ(コンソメなど)
・ごはん食の場合
白米、おかゆ
豆腐の味噌汁(ネギ、ワカメは×)
魚、ちくわ、かまぼこ
肉、ハム、ウインナー
豆腐、卵
・外食の場合
うどん(ネギ・ワカメ・薬味は×)
牛丼、親子丼、うな丼、カツ丼など
お寿司(にぎりは○、巻き寿司・ちらし寿司・しょう
がは×)
上記の事を気にすることなく済ませたい方には、検査前日用のヘルシー食事セット(朝・昼・夕食のセットで1730円)もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
検査前日はお食事を午後8時までにすべて終えて、前日用のお薬を飲んで頂きます。
当日は、それぞれの検査開始時間に合わせて、当日用の洗腸剤を飲んで頂きます。前日の夜8時以降、検査が終わるまでお食事はできませんが、水分摂取は検査直前まで可能です。
検査で使う鎮静剤とはどんな薬ですか。麻酔とは違うのですか?
内視鏡検査で使うものは鎮静剤と呼ばれる、軽くウトウトするようなお薬です。麻酔は外科的手術などに使われる全身麻酔の際に使用されるお薬になり、麻酔が覚めるのに数時間を要します。当院で使用する鎮静剤では、内視鏡検査後に声かけることにより返答ができる程度の量を、各人に合わせた鎮静剤量で調節しております。各人の電子カルテに鎮静剤量やそのときの様子を詳細に記載しておりますので、翌年以降の内視鏡検査の際に利用できるように書き留めておりますので、ご安心ください。継続的な内視鏡検査を受けられる際に大変有用な方法と考えております。
大腸ポリープを切除する際に痛みはありますか?
大腸のポリープを電気メスで切除したり、生検鉗子で切除する際に、痛みを感じると思っている方が多くいらっしゃいますが、大腸の粘膜には神経がありませんので、切除の際に痛みを感じることはありませんので、ご安心下さい。
大腸ポリープを切除した後は、すぐに帰宅することはできますか?
大腸ポリープを切除した後は、鎮静剤の効き目がきれた時点で帰宅可能です。内視鏡検査後の結果説明の際に、大腸ポリープ切除後の注意点をお話し致しますので、ご安心下さい。大腸ポリープの大きさや切除方法などによって、その後の生活での注意点に多少の違いがあります。また、それぞれに合わせた注意事項を書いた用紙をお渡し致します。
注腸検査と大腸内視鏡検査ではどちらが楽ですか?
当院では内視鏡専門医が検査を担当し、軽い鎮静剤を用いて検査を行うため、注腸検査より楽に検査ができます。また、注腸検査で得られる情報は限られており、かなりな量の被曝の問題もあるため、注腸検査は絶対お勧めしません。
大腸の検査を行いたい場合は、観察と治療が同時に行える大腸内視鏡検査が今のところ一番適切な検査だと考えています。
大腸内視鏡検査の際に大腸を膨らませるために炭酸ガスを使用する施設があると聞いたことがありますが、どのようなものですか?
通常の大腸内視鏡検査の際にはきちんとした観察を行うために、空気を送気して大腸を膨らましてヒダとヒダの間を詳細に観察していきますが、空気は吸収が遅く検査中や検査後にお腹が張るという欠点があります。この欠点を解消するのが炭酸ガスを使っての大腸内視鏡検査となります。炭酸ガスは空気と比べて約200倍ほど吸収が早いため、検査中や検査後のお腹の張りがほとんどありません。吸収が早く、腹部の張りを感じにくい炭酸ガスを用いて、なるべく患者様の負担を減らしたいと考えております。
大腸内視鏡検査がつらくて途中までしか入らなかったのですが、大丈夫ですか?
当院の大腸内視鏡検査では、「腹部の手術歴があり癒着がひどい場合」や「S状結腸に憩室があり腸管が硬くて狭い場合」などの特殊なケースを除いては大腸の始まりである盲腸部まで苦しくなく到達することが可能です。「腹部の手術歴があり癒着がひどい場合」や「S状結腸に憩室があり腸管が硬くて狭い場合」などの特殊なケースで物理的に大腸内視鏡の挿入が不可能な場合には現在では、カプセル内視鏡による大腸観察が保険適応となっておりますので、カプセル内視鏡が行える適切な医療機関をご紹介致します。
大腸内視鏡検査後にお腹が張って辛いと聞きましたが大丈夫ですか?
大腸の検査では、ヒダとヒダの間を十分に広げて詳細な観察を行うために、十分な量の空気を送気する必要があります。内視鏡で送気した空気はすぐに吸収されないため、内視鏡検査中や検査後にお腹が張るという症状が出ることがあります。当院では空気のかわりに炭酸ガスを使用しておりますので、内視鏡検査中や検査後のお腹の張りはほとんど感じません。炭酸ガスは生体吸収性に優れており(空気のおおよそ200倍早く吸収され、肺呼吸にて排出されます)ますので、内視鏡検査中や検査後のお腹の張りはほとんどありません。
以前、大腸カメラを受けた際、2㍑以上の大量の下剤を飲みましたが、飲む量を減らせませんか?
当クリニックでは、それぞれの体の特性に合わせて極力少ない下剤内服量で済むように様々な工夫を施しております。内視鏡検査時の細かな各人の記録を最新の電子カルテに記録し、継続的な内視鏡検査の際に役立つように最大限の配慮を行っております。
大腸カメラの当日に飲む下剤(洗腸剤)は辛くないですか?
当クリニックでは洗腸剤の味にもこだわっており、様々な種類の洗腸剤のなかでも最も飲みやすい物を使用しております。飲む量も2㍑と決めておらず、極力少ない量で済むように様々な工夫をしております。この洗腸剤は体にほとんど吸収されませんので、同じ量の水を飲むのに比べてはるかに楽です。
大腸内視鏡検査当日の下剤を服用しましたが、便があまり出てるように思えませんが、どうすれば良いですか?
排便の状態をお聞きして必要であれば、洗腸剤を追加で飲んでいただいたり、クリニックで浣腸などの処置を行うこともありますので、早めにお電話にておたずね下さい。
下剤(洗腸剤)の味がどうも苦手で飲むことができません。他に方法はありませんか?
当院では以前に一定期間患者さんに洗腸剤の飲み比べなどを実際に行って頂き、その後アンケートを採り、最も飲みやすい洗腸剤を採用しています。スタッフも実際に飲み比べを行っており、スポーツドリンクに似た味の洗腸剤を選んで使用しているため、比較的飲みやすいお味でございます。
服用が難しい場合には、好きな味の飴をなめながら洗腸剤を服用するのも良い方法なのでお試しください。それでもどうしてもダメな場合には1週間前ぐらいから下剤の内服薬の服用を開始したりする特別な方法もありますので、当院の担当医にご相談ください。
洗腸剤(下剤)に入れるお水は、冷やしたお水や温めた白湯を使うことは可能ですか?
夏場などは暑いため、かなり冷やした冷水で洗腸剤を作られることをお勧めしております。特に、冬場の寒い時期に冷たい下剤を飲むのは嫌だと感じる方も多いと思いますが、温かいお湯で下剤を溶かして服用することは体を冷やさずに下剤を服用できる大変良い方法だと思われますので、お試し下さい。温めても冷やしても洗浄力に変わりはありませので、ご安心してください。
検査当日に下剤を飲み、自宅からクリニックに行く途中に何度もトイレに行きたくならいか心配ですが、大丈夫でしょうか?
出来るだけご自宅でトイレに行く回数が落ち着くよう計算させていただいておりますので、途中でトイレに行きたくなることはまずありませんのでご安心ください。自宅から当院まで1時間以内で来られる方は5時間前から、1時間以上かかる方は6時間前から下剤を飲んでいただいております。
下剤を飲んだ後、どういう排便状態になったら全部出きったと判断して良いですか?
うす黄色っぽくて、ほぼ水のような状態で便かすがない状態であれば問題なく大腸内視鏡検査を行うことができます。
大腸内視鏡検査の前に飲む洗腸剤(下剤)は一度に一気にに飲んでも大丈夫ですか?
洗腸剤(下剤)は検査の注意事項に書いてある飲み方でゆっくりお飲みください。洗腸剤は腸管に吸収されにくい水分でできており、腸の蠕動を活発にする薬を一緒に飲むことで「飲む→腸に水が溜まる→腸の蠕動で水分と一緒に便が移動する→便として出る」という作用が働き、それを繰り返すことで、大腸にある便が徐々に綺麗に なっていきます。一度に一気に多くの洗腸剤を飲んでしまうと、身体は我慢できずに腸に溜まった水を早く出そうとしてしまいます。そうすると、便の移動があまりないまま水ばかりが出てしまい、便が腸に残ってしまう可能性があります。
また、飲みなれていない多量の洗腸剤を一度に一気に飲んでしまうと、具合が悪くなってしまうことも考えられるため、必ず一度に飲む決められた量の洗腸剤を決められた間隔で飲むようにしてください。
決められた洗腸剤(下剤)の量を指定されていますが、便が水様になり出切った感があれば途中で洗腸剤を飲むのを止めて良いですか?
その様な状態になったとしても、決して自己判断せず、今回は決められた量の洗腸剤(下剤)を必ず服用して下さい。次回の下剤の量に関しましては、内視鏡検査の状況などから決めさせて頂きます。
大腸内視鏡検査の当日、洗腸剤(下剤)を飲み始めましたが、はじめの200ccですでに便が水様ですが、このまま飲み続けた方がよいでしょうか?
洗腸剤(下剤)を飲み始めて、すでに便(固形)が見えなくなった状態だとしても、大腸内視鏡検査前には大腸に付着した腸液まで洗浄していただく必要がありますので、必ず、指定された量まで洗腸剤を飲み切るようお願い致します。
大腸内視鏡検査前に服用するための洗腸剤(下剤)の消費期限はありますか?
洗腸剤(下剤)の消費期限は約1年間となっています。
前日に飲むお薬で、便が出切っている感じがしますが、(今回は指示通り飲みました)検査当日の下剤もやはり飲むべきですか?
前日の眠前に服用するお薬(基本的には男性のみ)で朝に排便があり、すでに便(固形)が見えなくなった状態だとしても、大腸内視鏡検査前には大腸に付着した腸液まできちんと洗浄していただく必要がありますので、必ず指示された洗腸剤の量まで飲み切るようお願い致します。
大腸カメラ(大腸内視鏡)検査を受けた方が良いですか?
便潜血検査が2回のうち1回だけ陽性でしたが、大腸内視鏡検査は必要ですか?
大腸内視鏡検査が必要です。大腸がんや大腸ポリープができていないかどうか詳細に調べる必要があります。
大腸がん検診を便潜血検査だけで済ましていますが、大腸内視鏡検査を受けた方が良いですか?
便潜血検査は簡便で・安価に検査を行うことができるため、大腸がん検診に用いられていますが、早期の大腸がんや大腸ポリープで陽性になることは少なく、ある程度進行して初めて陽性になることが多いと言われています。大腸ポリープの段階や早期の大腸がんであれば内視鏡で切除することができますので、大腸がんは“予防できるがん”の一つとも言われています。大腸がんが急速に増加している現在、一度大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
痔からと思われる出血がありますが、痔だと自己判断して放っていますが、大腸内視鏡検査を受けた方が良いですか?
大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。痔の出血だと自己判断していたり、医療機関でもそのように言われて放置していて、実は大腸がんであったというケースも多々ありますので、一度大腸内視鏡検査をお勧めします。
何歳まで内視鏡検査や日帰り内視鏡ポリープ切除を受けることができますか?
ある程度のご高齢の方でも内視鏡検査、ポリープ切除とも可能ですが、当院では内視鏡検査時に鎮静剤を使用しますので、重度の心臓疾患や肺疾患、アレルギー体質の方などは鎮静剤使用ができないこともあり、状況によっては他院での内視鏡検査をお勧めすることもあります。特に、重度の心臓疾患や肺疾患の既往のある方やアレルギー体質の方、脳疾患の既往のある方などやご高齢の方などは偶発症が起こる可能性が少なからずありますので、そのような可能性がある場合はマンパワーのある大きな病院での内視鏡検査が適していることもありますので、内視鏡検査が受けられるかどうかは総合的に判断させていただきます。院長は救命救急病院での勤務経験が長く、下は1歳から上は103歳までの内視鏡検査経験があります。
授乳中ですが、内視鏡検査は可能ですか?
授乳中ではいくつかの注意事項がありますが、基本的には内視鏡検査可能です。内視鏡検査に使用する鎮静剤や鎮痛剤などの種類により検査後の授乳開始時間は違ってきますが、当院では検査後3時間空けて一度搾乳していただければその後の授乳は可能となります。ただし、現在妊娠中の妊婦さんの内視鏡検査は当クリニックでは受けることができませんので、必要性は少ないと思いますが、内視鏡検査が必要な時は大学病院や総合病院の産科を併設の病院にての内視鏡検査が必要となります。
血便がありましたが、内視鏡検査は必要ですか?
血便は痔疾患であることが多いですが、大腸がんや大きな大腸ポリープである可能性も否定できません。そのため、大腸内視鏡検査を受けたことがない方や大腸内視鏡検査を受けてから年数が経過している方は一度大腸内視鏡検査を受けられることをお勧め致します。
便秘がちで、市販の漢方を常用してますが、常用しても問題ありませんか?また、漢方が効かなくなることがありますか?大腸検査をした方がいいですが?
便秘と大腸がんは密接に関係していると言われておりますので、便秘がちな方は一度大腸内視鏡検査を受けられることをお勧め致します。便秘に対する漢方薬には大黄(だいおう)と言われる下剤の要素の成分が含まれていることが多いため、常用していると腸の粘膜が真っ黒になる大腸メラノーシスという状態になり、漢方薬が効きにくい状態になりますので、生活改善を主にしてなるべく下剤成分が入っている漢方薬などは常用しないように努めることをお勧めします。
下痢・便秘・食後のもたれ、腹部不快感・腹痛・下血などの症状がありますが、内視鏡検査を受けた方が良いですか?
内視鏡検査を受けることをお勧めします。早期の胃がん・食道がん・大腸がんは、ほとんど症状が出ることはなく、出ても上記のような軽微な症状です。症状などを詳しくお伺い致しますので、一度診察にお越し下さい。
・専門領域
-消化器内視鏡診断・治療
-消化器内科
・臨床資格
-日本消化器内視鏡学会専門医
-日本消化器病学会専門医
-日本内科学会認定医
・専門領域
-消化器内視鏡診断・治療
-消化器内科
・臨床資格
-医学博士
-日本内科学会認定内科医・指導医
-日本消化器病学会専門医・関東支部
評議員
-日本消化器内視鏡学会専門医
・指導医・関東支部 評議員
-臨床研修指導医
・専門領域
-消化器内視鏡診断・治療
-消化器内科
-エイジングケア医学
・臨床資格
-日本消化器内視鏡学会専門医
-日本消化器病学会専門医
-日本内科学会認定医